看板の仕様には大きく分けて2つあります

看板の内容を確認したところで、データ制作に入ります。
看板の仕様には大きく分けて2つあります。
フルカラープリントによるインクジェット出力をベース板やガラス面に貼るもの
・ カッティング文字や箱文字など文字やキャラクターの形にカット・成型するもの

ここではまず、フルカラープリントのデータ作成の基本をまとめてみます。

・ イラストレーターで製作
ほとんどの看板業者ではイラストレーターでの入稿になります。
エクセルやワードでの入稿は文字化け等のトラブルがありますので受付けていないところが多いのです。
エクセル等のデータはあくまでも原稿扱いになることが多いのでご注意ください。

イラストレーターでデータ制作の基本
・ 実寸または縮小サイズ(正比率)で製作
・ CMYKカラーで製作
・ 配置画像がある場合は埋め込みするか、画像データも同一フォルダにまとめて入稿
・ 文字のアウトラインは必ずとる
・ 確認用にPDFか軽めのJPG画像で出来上がりイメージを製作しておく
・ 看板はフレームがつくことも多いので表示有効サイズをチェックすること
・ 配置画像の解像度は看板サイズにもよるが100〜150dpiくらいを目安にする

イラストレーターで看板デザイン近年屋外用フルカラーインクジェット出力の耐候性も強くなり、発色も良くなったので壁面看板、 スタンド看板などではほとんどフルカラープリントで製作されるようになりました。
ただ、看板は歩いている人や車両から認識されないといけないのであまりごちゃごちゃとしたデザインではわかり辛くなってしまいます。
なるべく簡潔に、かつイラストや画像を効果的に配置するように心掛けましょう。


看板くん